ダイエットのために断食や欠食するのは絶対にやめよう

目先の体重を減らしたいために、食事を抜く人がいますが絶対に辞めましょう。

食事を抜くと、体内のタンパク質濃度が減少します。すると、身体はまず骨格筋を減らして栄養を補おうとします。脂肪はその後です。

つまり体重が減っても減っているのはほとんど筋肉ということになり、体脂肪率はむしろ上昇するという結果になります。

最近はファスティングとか日本人は食べ過ぎだから断食は身体に良いなどという風潮がありますが、完全に嘘です。

もちろん、お菓子や間食が多すぎる場合は減らした方が良いですが、食事は減らしてはいけません。

食品に多様性を持たせて食事をして、適切な運動をしていれば絶対に太ることはありません。

多様性のある食品というのは、肉類、魚介類、卵、牛乳、大豆、野菜、果物、海藻などです。

肉ばかり食べて魚を食べないとか、野菜をほとんど食べずに外食ばかりというように偏った食事をしているから栄養バランスがくずれ、筋肉が減少するのです。結果、脂肪が目立ち、体重が少なくても太ってみえたり、体力の衰えを感じたりします。

バランスよくしっかり食べるということを意識できれば、食事は1日3食摂った方がむしろ痩せるということです。

特に、丸一日、何も食べないというようなファスティングダイエットは絶対にやめまあしょう。宿便が出てすっきりしたというようなコメントを見かけることがありますが、誤解です。

断食して身体の調子が良くなるような人は、それまで食べていたものの内容がひどすぎるからです。それよりは食べないほうがマシというだけで、バランスの良い食事には到底敵いません。

必要な栄養が届かないと、腸内環境はむしろ荒れることになりますから、健康状態とは程遠いのです。

肉を食べるとガンになるとか、心臓に悪いという間違った認識でいる人も多く、ダイエットをしたいならとにかく、肉を辞めて野菜だけ食べようとしている人もいますが、肉を避けると逆に心臓病のリスクがあがります。

血清アルブミンは肉を食べずにタンパク質が不足した状態になると値が下がってきますが、血清アルブミンが3.8g/dl以下の女性の方が、4.3g/dl以上ある女性よりも2.5倍心臓病になりやすいという結果が出ています。

また、男性の場合も、同様に1.2倍心臓病になりやすい結果が出ています。

つまり肉を食べると不健康になるどころか、肉を食べないことで命に関わる病気にさえなるということです。

そもそも、ダイエットをしている人の目的は美しい見た目になりたいか健康な身体を手に入れたいかのどちらかという人がほとんどのはずです。

美しい見た目になりたいなら、筋肉をつけて脂肪を減らすのが一番です。そうであるならば、タンパク質をしっかりとって運動をするのが一番です。

健康な身体になりたい場合も同様です。

ダイエットに裏ワザや近道はありません。断食やファスティングといった誤った行為は絶対にしないでください。